今季初勝利の名古屋・長谷川監督「選手が戦ってくれた」 7戦目で白星に安堵「正直長かったなと」

名古屋の長谷川健太監督【写真:柳瀬心祐】
名古屋の長谷川健太監督【写真:柳瀬心祐】

ホームで横浜FCに2-1で勝利

 名古屋グランパスは3月29日、J1リーグ第7節で横浜FCとホームで対戦し2-1で勝利を収めた。リーグ開幕から7戦目での初勝利に名古屋の長谷川健太監督は「本当に正直、長かったなという思いです」と語った。

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 名古屋はここまでのリーグ戦で2分4敗未勝利の状況でホームに昇格組の横浜FCを迎え撃った。試合は互いにチャンスが少ないなか、前半16分に敵陣でボールを奪うと最後はFWマテウスのクロスにMF和泉竜司が頭で合わせて先制点を奪った。

 後半に入ると8分、相手ゴール正面でFKを得るとキッカーはマテウスが務める。鋭いシュートは相手壁に当たって外れたが、ボールは手に当たっておりPKに。これをMF稲垣祥が決めて2-0とした。その後はアディショナルタイムに1点を返されるも逃げ切った。

 今季初勝利を収めた名古屋の長谷川監督は試合後の会見の冒頭で、「選手が今日応えて本当に戦ってくれた」と称えつつ、「本当に正直やっぱり長かったなという思いです。皆さんいろいろね、やきもきされたと思いますが一つずつ勝つためにはやっていかなきゃいけないということで、選手たちも根気よく付き合ってくれたというふうに思ってます」と安堵の表情を見せた。

「まだ勝てたとはいえ最後に失点もしてますし、そういうのも選手たちの口から出てましたので、これで当然満足してることはないと思ってますし、ここからがやっぱり自分たちのスタートだという思いで、今後戦ってくれると思います。中3日という短い時間ですが、しっかりと準備をして、また次の試合勝てるようしっかりとみんなで戦っていきたいという思ってます」と中3日の4月2日に、ホームで行われる横浜F・マリノス戦への切り替えも口にした。他会場の結果により最下位を脱出した名古屋、ここから巻き返しとなるか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)

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