新潟が今季初の最下位に転落 後半ATのPK弾で劇的決着…新体制で開幕7戦未勝利

新潟が土壇場でG大阪に同点弾を許し3-3のドロー
アルビレックス新潟は3月29日、J1リーグ第7節でガンバ大阪と対戦し3-3のドローで試合を終えた。この結果、開幕から7試合勝利から遠ざかっている新潟が最下位に転落。樹森大介監督の新体制の下、苦しいシーズン序盤を過ごしている。
【PR】北中米W杯まであと1年…最強・森保ジャパンの活躍をDAZNで見逃すな!
ここまで3分3敗と勝利のない新潟。勝ち点を3しか積み上げることができず、19位に沈んでいた。20位名古屋グランパスとの勝ち点差はわずか1となっている。迎えたホームでのG大阪戦。2万497人が集まったデンカビッグスワンスタジアムの歓声は、前半18分、MF長谷川元希のヘディング弾で沸き起こる。
1点を先取した新潟だったが、前半43分にG大阪FWイッサム・ジェバリにこぼれ球を押し込まれ同点に。後半22分には、再びジェバリの左足がネットを揺らし1-2と一時逆転を許す苦しい展開となった。
今季就任した樹森監督の初勝利を目指す新潟はそれでも後半29分、途中出場の奥村がDF橋本健人のグラウンダーのクロスにダイレクトで合わせ、強烈な一発を見舞う。これで同点に追い付き勢いに乗った新潟。同37分にはFW矢村健が自身今季3点目となるゴールを叩き出し再び勝ち越しに成功する。
しかし後半アディショナルタイム、新潟が痛恨のハンドでPK献上。FW宇佐美貴史にきっちり決められ土壇場で3-3のドローに持ち込まれた。同時キックオフの名古屋グランパスが2-1で横浜FCに勝利を収めたため順位が入れ替わり、新潟が今季初の最下位へ転落した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1