新生ミランの標的はドルトムント韋駄天FW 2億円で売却の原石を100億円で買い戻しか

FWモラタも補強リストのトップに

 ブンデスリーガ最速と呼ばれるスピードに決定力が加わり、昨季はリーグ31試合で得点ランク2位の25得点を叩き出した。さらに今季もリーグ27試合26得点と爆発。移籍金は100億円まで釣り上がっており、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァッケCEOは「売却するならレアル・マドリードかバルセロナ」と移籍先を指定している。

 2億円で売却した下部組織の原石を100億円で買い戻すオペレーションは屈辱的だが、新生ミランの旗頭としては喉から手が出るほど欲しいスーパースターのようだ。オーバメヤンとともに、レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタも補強リストのトップに位置しているという。

 UEFAチャンピオンズリーグを戦ってきたドルトムントから3年連続で欧州カップ戦から遠ざかっているミランへの移籍は相当なレベルダウンとなるが、ミランはチャイナマネーで韋駄天ストライカーを買い戻せるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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