森保Jは「W杯を優勝できるか?」 8戦24発でアジア無双も…“対策”に海外注目「踏襲は不明」

日本代表のW杯予選に海外注目【写真:Noriko NAGANO】
日本代表のW杯予選に海外注目【写真:Noriko NAGANO】

ここまでアジア最終予選を無敗で勝ち上がってきた日本を海外メディアが考察

 2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を世界最速で獲得した森保ジャパン。これまでW杯出場7大会でベスト16進出が最高成績だが、W杯制覇を目標に掲げている。米スポーツ専門局「ESPN」は、「日本はW杯を優勝できるか?」と見出しを打ち、その可能性を分析した。

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 グループCに入った日本は、バーレーン戦に2-0で勝利して3試合を残して8大会連続となるW杯出場の切符を手にした。開催国であるアメリカ、メキシコ、カナダ以外では、世界最速でのW杯出場決定となったが、アジアで圧倒的な強さを見せた日本が世界の舞台でどれだけ戦えるかは、世界的にも関心事になっているようだ。

「ESPN」は「机上で見れば現在の日本は、過去の代表とは異なり中田英寿、本田圭佑、香川真司といった突出した世界的なスター選手を擁していない。だが、ヨーロッパの主要リーグで活躍する選手で構成された強力なチームだ」と、チームを分析した。

 さらに「過去に守備的すぎると批判されていた森保一監督だが、真逆の方向性を取っている。冒険的な3-4-2-1の布陣には可能な限り攻撃的な選手を配置しているのだ。三笘薫と堂安律といったクラブで得点を挙げているアタッカーをウイングバック(WB)としてサイドに配置し、攻撃的MFには創造性豊かな久保建英と南野拓実を並べた。鎌田大地、古橋亨梧、前田大然といったヨーロッパを拠点としている有名選手たちでさえも、スタメンに入れない。それほど森保監督が抱えている選手層の厚みが分かる」と、最終予選8試合で24得点を挙げているチームについて伝えている。

 そして「間違いがなければ、日本は2026年W杯で勝ち上がっていけるだけのクオリティーを擁している。だが、サウジアラビアとの0-0の引き分けのように、同等のクオリティーのチームが引いて守った時、日本は解決策を見つけるのに今も苦戦する。アジア大陸で強豪として果敢に挑んだが、森保監督が世界最高峰の国と対戦する際には、これを踏襲するかは不明だ」と、W杯では戦い方を変える可能性も指摘した。

 カタールW杯では、ドイツ、スペインといった強豪を相手に守備的な戦いで勝利した森保ジャパンだが、4年間での成長を本大会で示すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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