17位浦和がアタッカー2人放出「もっと見たかった」「辛すぎる」 今季リーグ6試合で総得点「4」

前田直輝(左)と本間至恩の移籍に反響【写真:徳原隆元 & GettyImages】
前田直輝(左)と本間至恩の移籍に反響【写真:徳原隆元 & GettyImages】

浦和が本間、前田を放出

 浦和レッズは3月27日、24歳MF本間至恩と30歳FW前田直輝の移籍を発表した。本間はセレッソ大阪への期限付き移籍、前田はサンフレッチェ広島に完全移籍となる。一気に2人の放出に踏み切ったことで「辛すぎる」「マジか」とファンからも驚きの声が寄せられた。

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 アルビレックス新潟の下部組織出身の本間は、2018年夏にトップチームへ昇格。22年にはベルギー1部のクラブ・ブルッヘへと渡り初の海外リーグにチャレンジする。セカンドチームであるクラブNXTで研鑽を積んだ。24年7月に浦和へ完全移籍し、同シーズンは3試合のみ出場。今季は未だ出場がなかったなかで、C大阪へ2026年1月31日までのレンタル移籍が決まった。

 本間のコメントは以下のとおり。

「このたび、セレッソ大阪に期限付き移籍することが決まりました。埼スタでみなさんに自分のプレーをもっと見てもらいたかったのですが、力不足でそれは叶いませんでした。浦和レッズを応援するみなさん、そして自分のユニフォームを着て応援してくださったみなさんには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから残りのシーズンは新しい環境に身を置き、成長できるように頑張ってきます。引き続き応援よろしくお願いします」

 埼玉県出身の前田は東京ヴェルディで2012年にデビュー。松本山雅FCへのレンタル移籍を経て16年に横浜F・マリノスに完全移籍した。18年は再び松本山雅へと戻り半年間プレー。その後名古屋グランパスへと渡り22年にはオランダ1部ユトレヒトへの期限付き移籍も経験した。24年より浦和へ完全移籍となり、昨季はJ1リーグ24試合2ゴールをマーク。今季は3試合の出場にとどまっていたなか、広島へ渡る決断をしている。

 前田のコメントは以下のとおり。

「このたび、サンフレッチェ広島に完全移籍することになりました。今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です。小さいころから身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。とても幸せで、成長できたと思っています。また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます。短い間でしたがありがとうございました」

 2人の放出にファンも「もっと見たかった」「絶対帰ってきて!」「辛すぎる」「マジか」「こっちは完全か」と反応。浦和は今季ブラジル1部のジュベントゥージからDFダニーロ・ボザ、柏レイソルからMFマテウス・サヴィオ、広島からMF松本泰志、ベルギー1部コルトレイクからMF金子拓郎など積極補強。だが現在リーグ6試合を終えて17位と苦しんでおり、チーム総得点は「4」と決定力に悩まされている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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