ACL敗退の浦和L、シーズン途中で楠瀬監督と契約解除 新監督に堀孝史氏が就任

浦和Lが公式発表
三菱重工浦和レッズレディース(浦和L)は3月26日、25日付けで楠瀬直木監督との契約を解除したことを発表した。それに伴い、2025年2月より同クラブの強化担当を務めていた堀孝史氏が新たな監督に就任する。
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浦和Lは3月23日に行われたAFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)準々決勝で、武漢江大FC(中国)にPK戦の末敗れ敗退。WEリーグではここまで14試合9勝4分け1敗の3位につけている。
楠瀬監督は2020年に浦和Lユースの指導を経て、翌年よりトップチームの指揮官に就任。22-23年シーズンではWEリーグ初制覇を成し遂げると、翌年もタイトルを勝ち獲り2連覇を達成した。
しかしACLでは準々決勝で敗退。楠瀬監督はシーズン途中での契約解除となった。楠瀬監督のコメント全文は以下のとおり。
「サポーター並びに関係者のみなさま。シーズン途中ではありますが、契約解除の命を受けチームから退く事となりました。三菱重工浦和レッズレディースに来て約5年、サポーターの方々とタイトルを取れた事は私の財産です。いつも熱い声援をありがとうございました。また、夜遅くまで映像編集やトレーニングの準備に励んで一緒に戦ってくれたスタッフのみなさん、毎日のトレーニングを明るく、逞しく取り組み、日々成長し、逆境を跳ね返しタイトルを取ってくれた選手のみなさん、本当に素敵な時間でした。全てが私の誇りです。力及ばずチームを離れてしまいますが、今後のご活躍を心より願っております。チーム、サポーター及びパートナー企業、関係者の方々に幸あることを心より願っております。歴史ある浦和レッズの一部となり、みなさんと戦えた事に感謝しております。ありがとうございました」
また新監督には堀氏が就任。これまでJリーグの浦和レッズ、東京ヴェルディ、ベガルタ仙台で監督を経験しており、昨シーズンは横浜FCコーチとして活躍していた。今年2月より浦和Lの強化担当を務めており、その知見を活かした采配に期待が懸かる。
堀新監督のコメント全文は以下のとおり。
「浦和レッズに関わるすべてのみなさま、こんにちは。このたび、三菱重工浦和レッズレディースの監督に就任しました堀孝史です。選手、指導者として多くの時間を過ごした思い入れのあるクラブで監督をつとめられることに大きな喜びと責任を感じております。女子サッカーの指導は初めてですが、今まで経験してきたものをチームと選手の成長に繋げたいと考えています。シーズン途中での就任ですが、選手たちが躍動するサッカーで、ファン・サポーターのみなさまに感動と勝利をお届けできるように全力を尽くします。よろしくお願いいたします」
(FOOTBALL ZONE編集部)