日本代表DF橋岡大樹の兄・和樹が品川CCに加入

　神奈川県社会人サッカー1部リーグの品川CCは、元日本代表DF槙野智章氏が監督を務めている。2025年シーズンのリーグ開幕戦で横浜GSFCコブラを4-0で撃破。槙野監督に加え、盟友であり元日本代表DFの森脇良太氏がコーチに入閣し、さらにはヨーロッパで活躍する弟を持つ最終ラインの要も獲得している。

【PR】北中米W杯まであと1年…最強・森保ジャパンの活躍をDAZNで見逃すな！

　新体制に加わったのは、Jリーグ時代に槙野監督と共闘した森脇氏。サンフレッチェ広島、浦和レッズで共闘した盟友と再び“再タッグ”を結成している。さらに選手ではイングランド2部ルートン・タウンの日本代表DF橋岡大樹の兄・和樹が加入。弟・大樹は槙野氏と浦和時代に共闘経験がある。

　そして28歳の和樹も浦和の下部組織出身。明治大学を経て東京23FC（関東1部）、アルビレックス新潟シンガポール（シンガポール1部）、当時のエリース東京FC（関東1部／今季よりエリース豊島FCへ改名）と渡り歩いた。新潟S時代には2020年、21年に年間ベストイレブンにも輝いている。

　現在はビジネスマンとして広告業界でも仕事をしつつ、サッカー選手としての活動を継続。槙野監督の率いる品川CCへ入団したなか、槙野氏の公式YouTubeチャンネルにも登場している。「めちゃくちゃ似てる！　プレースタイルも顔も、全部似ているね」と槙野氏も初対面で驚きを隠さなかった。

　和樹は1月12日の天皇杯県予選1回戦SUPERIORE FCとの一戦で先発。3-0で快勝し、シーズン初戦を白星で飾っている。この試合でも落ち着いたプレーを見せた和樹について「はっしー落ち着いてるね」と、槙野監督も称えていた。

　こうした新戦力の集まった品川CCの魅力を発信する映像は、ファンの間でも「浦和ファンにとって2人が揃うの懐かしい」「フォームが橋岡そっくり」「明るい雰囲気最高」「熱い男達」「頼りになりますね」「槙野、森脇、橋岡兄とか最高」と反響。リーグ戦では連勝をかけて3月30日、第2節で神奈川大学SCと対戦予定だ。