日本戦ドロー「イエス、満足だ」 サウジ監督が吐露「困らせる攻撃はできなかった」

W杯アジア最終予選、日本がサウジアラビアと0-0ドロー
日本代表は3月25日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。試合後、サウジアラビアのエルベ・ルナール監督は「日本代表を困らせるような攻撃はできなかった」と反省を口にした。
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W杯出場を決めた3月20日のバーレーン戦(2-0)からスタメン6人を入れ替えた日本は序盤から押し込み、相手ゴールへ何度も迫ったものの、最後までネットは揺らせずに0-0のドローに終わった。
試合後、ルナール監督は「我々にとって良い結果を得られた。美しいサッカーでなかったと理解しているし、ショーとしては申し訳なく思う。組織的に戦えたが、あまりチャンスはなかった。技術的に十分ではないということが分かった」と試合を振り返った。
また、「中盤でのデュエルで十分に勝てず、特に右サイドが機能していなかった。ハーフタイムではとにかくファイトしろと。セカンドボールを拾い、空中戦に勝つこと。相手FWをしっかりマークすること。それは上手くいったが、日本代表を困らせるような攻撃はできなかった」と分析した。
一方で、「日本で試合をする場合、そんなオープンにはやれない。いいチームなので注意深くやる必要がある。守備面は上手くいった。攻撃ではスペースを狙いにいったが上手くいかなかった。昨日の会見で引き分けは満足かと聞かれたが、イエス、満足だ」と、ドローによる勝ち点1獲得を評価していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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