森保ジャパンが”2年4か月ぶり”無得点 サウジアラビアの牙城崩せず…0-0ドローもC組首位が確定

日本代表はサウジアラビアの守備を崩しきれず【写真:徳原隆元】
日本代表はサウジアラビアの守備を崩しきれず【写真:徳原隆元】

ホームで対戦も0-0のドロー

 日本代表は3月25日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、第8戦のサウジアラビア戦に臨み0-0の引き分けで終えた。2022年11月27日のコスタリカ戦(0-1)以来の無得点となった。

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 日本は3月20日のバーレーン戦で勝利し、3試合を残して史上最速の本大会出場を決めた。残り3試合は本大会を見据えたものになると同時に、グループリーグ組み分け抽選会のポット分けに影響するFIFAランキングを可能な限り上位にするために勝利を目指すものになる。MF守田英正とFW上田綺世が負傷でチームを離脱し、MF三笘薫も前日練習を欠席する中で森保一監督はバーレーン戦からスタメンを6人変更。最終ラインにはDF高井幸大がA代表初スタメンのピッチに立った。

 日本は前半9分に高井から中盤のMF田中碧に斜めのパスが入り、田中のスルーパスにFW前田大然が抜け出した。決定機を迎えたものの、前田のシュートは右ゴールポストを叩き先制とはならず。さらに前田は前半19分に相手DFのフィードにプレスを掛けて前に弾いて大きなチャンスを作るも、そこでもシュートを打ったがミートせず。日本は圧倒的にボールを持ちながらも0-0で前半を終えた。

 後半に入るとビルドアップの際にDF伊藤洋輝が高い位置を取るようになり、そこからMF中村敬斗にボールが入る回数が増えた。しかし、サウジアラビアは後半から中村と対峙する選手を交代させるなどドリブルを警戒し、試合は膠着した。森保監督は後半16分にMF堂安律とMF伊東純也を投入し、右サイドを入れ替えた。さらに後半28分にはMF旗手玲央を左のシャドーに入れ、MF鎌田大地をボランチへ下げ、最前線にFW古橋亨梧を送り込んだ。

 後半37分には鎌田のスルーパスに右サイドから斜めに走り込んできた伊東が合わせて左足シュートを放つも相手GKにセーブされ得点とはならず。このまま0-0の引き分けに終わり、日本はこの最終予選で初めての無得点で試合を終えた。勝ち点を20とした日本はこの試合でC組首位を確定。6月にはオーストラリアとのアウェーゲーム、インドネシアとのホームゲームを残すことになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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