日本代表が”2年4か月ぶり”の無得点 森保一監督が無念「ゴールと勝利を届けたかった」

森保一監督がサウジ戦について総括した【写真:徳原隆元】
森保一監督がサウジ戦について総括した【写真:徳原隆元】

W杯アジア最終予選でサウジアラビアと対戦

 日本代表は3月25日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビアと対戦し、0-0の引き分けに終わった。2022年11月27日のコスタリカ戦(0-1)以来、2年4か月ぶりの無得点となったこの一戦を森保一監督が振り返った。

【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!

 日本はバーレーンを2-0で下し、W杯本大会の切符を“世界最速”(開催国を除く)で獲得した。最終予選はサウジ戦を含め、残り3試合。国際Aマッチの勝敗は、W杯本大会組み合わせ抽選会のポット分けに基づくFIFAランクの動向に影響するため、第2ポッド入りを狙う森保ジャパンには負けられない戦いが続く。

 バーレーン戦(20日)からスタメン6人を入れ替えて臨んだサウジアラビア戦では、序盤から押し込む展開に。前半9分にはA代表初スタメンを飾ったDF高井幸大の鋭い縦パスを起点にFW前田大然がポスト直撃シュートを放つなど、一方的に相手ゴールへと迫ったが、5バックで構えるサウジ守備陣を崩せず、スコアレスのまま前半を終えた。

 1点が遠い日本は後半頭からMF久保建英、DF菅原由勢に代え、MF伊東純也とMF堂安律を投入。最前線の前田、左サイドのMF中村敬斗のボールを集め打開を図るも、負ければグループ2位進出へ後がなくなるサウジアラビアも必死の抵抗を見せ、最後まで決め手を欠きスコアを動かせなかった。

 日本は最終予選8試合目にして、初の無得点試合に。森保監督はフラッシュインタビューで「ゴールと勝利を届けたかった」と、無念の思いを吐露。一方で、「選手たちが緩まず、準備してくれたのはつながった。押し込んだ試合で得点していけるようにしたい。選手たちの準備に感謝している」と労った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング