鬼木監督が浦和戦で選手へかけた言葉が話題「ミスしてもいい、助け合え！」

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　鹿島アントラーズは3月16日のJ1リーグ第6節、浦和レッズとのホーム戦で1-1と引き分けた。その試合の裏側映像をクラブ公式SNSが公開。ロッカールームで熱い言葉を投げかける鬼木達監督の姿に、ファンも魅了されている。

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　2017年から川崎フロンターレを率いてきた鬼木監督は、7シーズンで計7個のタイトルを獲得。選手として活躍した鹿島へ、2025年から舞い戻り指揮を執っている。Jリーグクラブ最多となる主要タイトル20冠を獲得してきた“常勝軍団”も、近年はタイトルから遠ざかっており、鬼木監督に白羽の矢が立った。

　今シーズン、開幕節こそ湘南ベルマーレに0-1の敗戦を喫したもののその後は4勝1分と好調。3月16日の浦和戦では、後半45分の劇的同点弾で勝ち点1をもぎ取った。20日に行われたルヴァンカップ1回戦でも、J3昇格組の栃木シティ相手に1-0の勝利を飾っている。

　そんな鹿島はこのほど浦和戦の裏側にフォーカスした映像をクラブが公式YouTubeチャンネルで公開。試合前のロッカールームで鬼木監督は「まずはしっかりと戦うこと。走り切ること。疲れたら、サブの選手に託せばいいから」と選手へ語り掛け送り出す。前半終了間際に失点し、ハーフタイムには「負けるようなゲームじゃないよ。だけど自分たち次第だ。戦えって。本気で点を取りに行けって。勝つんだぞ！　ミスしてもいい、助け合え！」と熱の入った言葉を紡いだ。

　後半45分、クロスに頭で合わせたMF知念慶のゴールで劇的ドロー。鬼木監督がロッカールームで見せた姿にはファンも「最高すぎて心が震えました」「声かけまじで好きすぎる」「熱いゲキは胸を打たれます」「鬼木監督アツい」「言葉には震えさせられる」と魅了されていた。鹿島は次節、3月29日に昨季王者のヴィッセル神戸とホームで対戦する予定となっている。