「対アジアで意識したいのは」 死に物狂いのサウジ、日本代表はどう挑む?

遠藤航「ルーズボールの勝利、いかにマイボールにできるか」
日本代表のキャプテンを務めるMF遠藤航(リバプール)は3月24日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦の前日会見に出席した。W杯出場権を早々に獲得し、求められるのは内容の充実。「対アジアで意識、チャレンジしたいのはルーズボールの勝利、いかにマイボールにできるか」と明かした。
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バーレーン戦では2-0で勝利したものの、前半は組織的な守備にやや苦しめられた。キャプテンとしてフル出場した遠藤は、「特にアジアの国と戦うときは、ロングボールを多く使ってくるチームが多いなかで、セカンドボールをどう拾うか。それは中盤の僕だけではなくてディフェンスラインも含めて」と課題を口にした。
「ただヘディングでクリアするだけではなくて、それを胸トラップしてマイボールにするとか。単純に長いボールを蹴るだけではなくて、それをコントロールしてパス繋ぐとか。シンプルなプレーも大事ですけど、そういったところをマイボールにできるかが、W杯で優勝すると考えるとディテールの部分ですごく大事になる」
すでに出場権を獲得した日本に対し、現在3位のサウジアラビアは死に物狂いで挑んでくると予想される。遠藤は「明日の試合で大事なのは、戦術的な準備もしますけど気持ちの部分。相手は何が何でも勝ち点3が欲しい状況で、自分たちもそれ以上に強い気持ちで、W杯優勝を目指すチームなんだと前面に出さないといけない」と力を込めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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