日本のW杯優勝は「将来的に可能」 サウジ監督が脱帽「大きな野心を持つのは当然だ」

前日会見に登場
サウジアラビア代表のエルベ・ルナール監督は、3月25日に埼玉スタジアムで日本代表と戦う2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本戦に向けた前日会見で、すでに突破を決めた日本代表チームを相手にするゲームについて「我々との試合に100%をぶつけてくることは分かっている」と話した。
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サウジアラビアは前回のカタールW杯に向けたアジア最終予選もルナール監督が率い、森保監督が率いた日本とは1勝1敗だった。本大会ではグループリーグ初戦でアルゼンチンと対戦し、2-1に逆転勝ちを収める大金星を挙げた。
しかし、大会後にロベルト・マンチーニ監督に交代すると調子を崩し、昨年10月までの最終予選4試合を1勝2分1敗と苦戦していた時点で解任に。11月の2試合からルナール監督が復帰したものの、1勝1分1敗と勝ち点を伸ばしきれていない。現在、勝ち点9でC組の3位につけ、2位のオーストラリアを勝ち点1差で追っている。
一方の日本はすでに3月20日のバーレーン戦の勝利で突破を決めた。この状態での対戦についてルナール監督は「日本は非常に規律があり、その理念も良く知っている。明日、日本が我々との試合に100%をぶつけてくることは分かっている」と、日本が気を緩めることはないという想定を口にした。
日本代表が本大会を見据えて優勝を目標と掲げていることについて、フランス人指揮官は「日本代表はとても良いチームであり、良いチームは大きな野心を持つのが当然だ。W杯のチャンピオンになるのはとてもとても大きな野心だが、あれだけ良い選手がそろっているのだから将来的には可能になるだろう」とコメント。
そして「明日はとても強いチームと戦うことになるが、先ほども話した通り残り3試合しかない。そして、このグループの2位を目指している。タフな戦いになるが準備はできている」と、本大会へのストレートインを勝ち取るべくオーストラリアとの2位争いを見据えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)