菅原が祝勝会で乾杯の音頭を務める

　森保一監督が率いる日本代表は3月25日、2026年北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のサウジアラビア戦を控えている。20日のバーレーン戦で2-0の完勝を収め、“最速”となるW杯出場権を獲得。そんな日本代表の裏側で、“ムードメーカー”であるDF菅原由勢の様子が話題を呼んでいる。

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　MF鎌田大地、久保建英の2人が得点を挙げ勝利を収めたバーレーン戦。この試合で出番のなかった菅原は、ベンチで様子を見守っていた。日本がゴールを決めた際には一目散に歓喜の輪を作る明るい印象を持つ24歳。JFA（日本サッカー協会）公式YouTubeチャンネルにて公開された日本代表の活動を追った人気映像コンテンツ「Team Cam」の最新回では、その菅原にスポットが当たるワンシーンがあった。

　試合を終え、ホテルでの祝勝会。乾杯の挨拶を任され前に出る菅原。「皆さんお疲れ様でした。まず、全員……おめでとう」と和やかな雰囲気で語りだす。そこから「今日は選手も、スタッフも、とりあえず明日のことは忘れてとりあえず飲みましょう！　日頃からストレスあると思うので、今日は忘れましょう！」と盛り上げていた。

　さらには「ちなみに……監督、明日の予定だけ大きい声で言ってもらってもいいですか？」と、森保監督にも話を振るなど雰囲気の良さが窺える。「明日オフということで！　皆さん、乾杯！」と音頭を取った。拍手や爆笑をさらった菅原の様子にファンも「必ず報われてほしい」「こんな良い選手なかなかいない」「マジ尊敬」「雰囲気良すぎ」「こんなにチームの為に頑張ってる」「見る度喋る度に好きになる」と反応している。

　菅原は所属するイングランド1部サウサンプトンでも、今季出場機会は限定的。公式戦でのフル出場は出場28試合中7試合のみで、日本代表としても昨夏から戦う最終予選では28分間（敵地インドネシア戦）しかプレーしていない。それでも代表で得点を決めるなど、結果を残してきた菅原はチームとして欠かせない存在であるのは間違いない。