ポルトガル代表で初めて40歳でゴールを決めた選手に

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、またも勲章を加えた。3月23日に行われたUEFAネーションズリーグ・ファイナルズ準々決勝2ndレグ・デンマーク戦に出場。一時勝ち越しとなるゴールを決めるなど、2戦合計5-3でチームの準決勝進出に貢献した。

　前半6分のPKは、相手GKカスパー・シュマイケルにセーブされたが、1-1の後半27分に意地を見せた。MFブルーノ・フェルナンデスが右足でミドルシュートを放つと、GKが弾いたボールが右ポストに当たってこぼれ球に。いち早く反応したロナウドが、角度のない所から右足でゴールネットを揺らした。1stレグでは0-1で負けていたが、逆転勝利に導く口火となった。

　これが2月5日に40歳になってからは、ポルトガル代表では初ゴール。地元紙の「A BOLA」は、「新たな歴史的記録」と報じ、同代表史上初めて40歳でゴールを決めた選手になったことを伝えた。また2025年の初得点ともなり、2004年から22年連続で代表でのゴールを記録した史上初の選手にもなった。

　レジェンドの偉業にX（旧ツイッター）のファンも脱帽。「なぜ衰えない？」「クリロナ何歳やねん…」「いつまでも王様」「やっぱり異次元」「いつまもで主人公」と驚きのコメントであふれた。