ロナウドがハットトリック、レアル初のCL連覇に向け4強進出 バイエルンとの死闘延長4-2勝利
ロナウドがCL史上初の通算100ゴール
延長前半は数的優位に立つレアルがフィニッシュまで持ち込む場面が数多くなったが、ノイアーに阻まれる形が続く。しかし同14分、左サイドのセルヒオ・ラモスのクロスに対してフリーになったロナウドが胸トラップから左足シュートでノイアーの牙城を打ち破る。ロナウドはパスが出た時点でオフサイドポジションにいたが、ゴールは認められた。
延長後半4分、とどめを刺したのもロナウドだった。マルセロが疲弊したバイエルン守備陣を置き去りにするドリブル突破でゴール前まで進入すると、ノイアーをつり出して右サイドへパス。これをフリーとなったロナウドが無人のゴールに流し込んで勝負あり。CL史上初となる通算100ゴールの金字塔で、バイエルンの息の根を止めた。その2分後にはアセンシオも追加点を決めて完全に試合を決めた。
少々判定にも助けられた感のあるレアルだが、CL史上初となる連覇へまた近づく勝利となった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images