ロナウドがハットトリック、レアル初のCL連覇に向け4強進出 バイエルンとの死闘延長4-2勝利
後半5分、ロッベンがPKを獲得 レバンドフスキが決めてバイエルン先制
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝レアル・マドリード対バイエルンの第2戦が現地時間18日に行われ、FWクリスティアーノ・ロナウドがCL通算100得点となるハットトリックを達成してレアルが4-2、合計スコア6-3で勝利。同大会連覇へ近づく4強進出を決めた。
第1戦を2-1で勝利したレアルはDFぺぺ、ヴァラン、FWベイルが負傷で欠場。特にベイルの代役は好調をキープするMFイスコがトップ下に入る4-4-2システムを取った。一方のバイエルンは初戦を欠場したDFフンメルス、FWレバンドフスキといったメンバーが先発に名を連ねた。
試合序盤はバイエルンが積極的に攻める姿勢を見せた。すると9分、左サイドからアラバ、リベリーとつないで中央へラストパス。MFチアゴ・アルカンタラ、FWロッベンと立て続けにシュートを放った。対するレアルは同27分にDFカルバハルのクロスのこぼれ球をDFセルヒオ・ラモスが詰めたものの、DFボアテングがゴールライン上でかき出した。35分にもロナウドがフィニッシュまで持ち込むなど、得意のカウンターで応戦したがスコアレスで前半を折り返した。
後半5分、バイエルンが猛攻を見せる。アラバが左サイド深い位置までえぐってクロスを送ると、ロッベンが難しい体勢ながらシュート。ふわりとした弾道のボールはマルセロがゴールライン上でクリアした。しかしその直後にロッベンがペナルティエリア右でドリブル突破すると、MFカゼミーロがチェックした際に倒れる。このプレーに対してカッサイ主審はPKの判定を下した。この大チャンスにキッカーを務めたのはレバンドフスキ。サンチャゴ・ベルナベウに響く大ブーイングをもろともせず成功させ、バイエルンが1点を奪い、スコアを動かした。