森保J“最長身”で“最年少” 先輩から直接指導…サウジ戦で先発可能性「できるんだぞを示したい」

川崎フロンターレの高井幸大「どれだけやれるかが楽しみ」
日本代表DF高井幸大が3月25日の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦で先発出場の可能性が出てきた。最終予選・初戦の中国戦で代表デビュー。その後なかなかピッチに出ておらず。日本代表で“最長身”192センチの“最年少”DFはW杯に向けて“サバイバル”でチャンスを掴み取りたい。
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23日の練習終了後、高井は川崎フロンターレの大先輩、MF三笘薫とMF田中碧と並び3人でゆっくりランニングしていた。身振り手振りを交えて「サッカーの話をしていました。改善点という感じですかね」。先輩からの“金言”に笑顔を忘れず耳を傾けていた。
8大会連続の本大会切符をつかみ取り、ここからはサバイバルが始まる。1年3か月後の大舞台に向けて、20歳のセンターバックには経験を積んで、最終ラインを支えてもらいたいところ。ここまでホーム中国戦で途中出場した1試合のみ。ベンチ2試合で、ほかはベンチ外という悔しさを味わってきた。
「今はなかなか、試合に絡めていないですけど、練習からアピールして、自分はこれだけできるんだぞ、と言うことを試合で示せるように、まずは練習から頑張りたい。常に、自のチームで出しているプレーを出したいですし。それが、中に入っても、遜色なくできるかと言うのは、自分の中ではすごく楽しみ。どれだけやれるかが楽しみ」
MF守田英正が肉離れで離脱したため、“先輩”の田中は先発が濃厚。長い時間、ともにピッチに立つことができれば大きなアピールにつながるだろう。「まだまだ自分の実力も足りないとわかってはいるので。うまく、自分の成長の曲線を上げながら、頑張りたい」。長身20歳がサウジアラビア戦で実力を見せつける。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)