前田大然、“本気”サウジ相手に1トップ起用の可能性「見せられたらいい」 上田綺世がけがで離脱

貪欲にゴールを目指す前田大然【写真:Noriko NAGANO】
貪欲にゴールを目指す前田大然【写真:Noriko NAGANO】

日本のサバイバルがスタート

 日本代表FW前田大然が3月23日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦で先発出場する可能性が出てきた。1トップはバーレーン戦(2-0)で先発出場したFW上田綺世が右足首のけがで離脱。8大会連続でW杯切符を獲得したなかで、サバイバルが始まる。サウジアラビアは現在、勝ち点9の3位につけており、全力で勝利を目指してくる。前田は「チャレンジャーの気持ちでいかないとダメ」と、アピールを目指す。

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 所属するスコットランド1部セルティックで今季公式戦28得点とゴール量産中の前田。日本代表へ合流初日は打撲のために別メニューで調整し、バーレーン戦で出番はなかった。ただ、サウジアラビア戦ではチャンスが回ってくる可能性が高く、1トップ起用も視野に入れる。

「FWで出てもそうですし、ウイングバックでも出ても、やっぱり自分の良さはどんどん出せると思うので、出たポジションでしっかり自分らしさを出せばいいかなというふうに思います。自信もって今回の代表に来てるってのは事実なので、それをしっかりサウジ戦で見せられたらいいかなというふうに思います」

 相手は強敵サウジアラビア。最終予選ではグループCの3位につけており、勝ち点10の2位オーストラリアとの差を詰めるためにも、勝利を追い求めてくる。

「強いチームなのは変わりないので、相手もやっぱりワールドカップに行くためやっぱり勝たないといけない状況で来る。しっかり自分たちはチャレンジャーの気持ちでいかないと駄目だと思うんで、相手のスカウティングをしっかりして、自分たちのサッカーができればいいかなって思います」

 最終予選ではFW小川航基が4得点、MF南野拓実とMF守田英正が3得点と続く。ウイングバック起用が多かった前田だが、1トップとなればさらにゴールが期待される。「10回走って1回しか(ボールが)来なくても9回入るというのは自分の持ち味」。スピードを最大限に生かして相手の脅威となる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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