日本人MF残留が「最優先事項」 チームで絶大な信頼…1部昇格後の“引き抜き”を英懸念

リーズの田中碧はチームの中心として活躍
イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は今季クラブの中心として活躍している。来季のプレミアリーグ昇格が近づくなかで、去就問題も注目を集めるが、英メディアは「田中のような選手を手放さないことがこの夏の最優先事項だ」と伝えている。
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田中はリーズ加入1年目ながら、すでにチームにとって不可欠な存在となっている。デビューを飾った第4節ハル・シティ戦(2-0)以降の全試合に出場していることがその重要性を物語る。チームとしても好調で、38節終了時点でリーグ首位に立ち、プレミア昇格に向けて突き進んでいる。
そうしたなかで、英メディア「Football Insider」は「夏に加入した田中碧はリーズにとっての大発見となったが、もし昇格した場合にはプレミアリーグのより大きなクラブがこのスター選手の獲得に動くという懸念があるだろう」と田中が引き抜かれる可能性について言及。そのうえで「彼らがプレミアリーグでの立場を固めるためには、田中のような選手を手放さないことが最優先事項になるだろう」と26歳の日本人MFの慰留が重要なポイントになると指摘していた。
ダニエル・ファルケ監督の下で躍動を続ける田中。初挑戦のイングランドで絶大な信頼を掴み取っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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