露プーチン大統領、来年W杯でフーリガン対策へ 暴徒化サポーターに罰金、出入り禁止、収監処分
6月開催のコンフェデ杯を含めて対策、処罰は最大4万円の罰金、15日間の収監
2018年ワールドカップ(W杯)のホスト国となるロシア。ウラジミール・プーチン大統領は今年行われるコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)を含めて、暴徒化したサポーターに対して厳罰処分の姿勢を明確にしたと、スペインのラジオ局「カデナ・セール」が報じている。
4年に一度のサッカーの祭典であるW杯は出場各国のファン、サポーターが多く集う場となるが、荒くれ者が暴動を起こしかねないという影の部分も秘めている。
昨夏行われたEURO2016では、ロシア人サポーターがイングランド人サポーターを襲撃する事件が発生した。そうした背景もあり、国家の威信を懸けたW杯開催において、プーチン大統領は断固とした姿勢でフーリガン対策を講じる模様だ。
それは6月のコンフェデ杯、そして来年のW杯で国内サッカーファン、サポーターが暴動を起こした際には、スタジアムの出入り禁止、最大2万ルーブル(約4万円)の罰金、そして15日間の収監などを盛り込んでいるという。
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