元日本代表が断言「あれで1点目が決まった」 後ろに落とさず…26歳の圧倒的な身体能力【見解】

上田綺世のボールキープがきっかけで先制ゴールが生まれた【写真:徳原隆元】
上田綺世のボールキープがきっかけで先制ゴールが生まれた【写真:徳原隆元】

【専門家の目|ハーフナー・マイク】上田綺世のターンとチームからの信頼

 日本代表は3月20日、埼玉スタジアムで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でバーレーンに2-0で勝利し、8大会連続8回目のW杯出場を決めた。先制点の場面では、FW上田綺世が華麗なターンで局面を打開。元日本代表FWハーフナー・マイク氏は、「あれで1点目が決まったようなものだと思います」と評した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 前半を0-0で折り返した日本は後半21分、最終ラインでDF伊藤洋輝がプレスを剥がして縦パスを入れる。これを上田が見事なターンで前線のMF久保建英へ展開。久保のパスを受けたMF鎌田大地が右足で流し込んだ。ハーフナー氏は上田のターンについて、「もし後ろに落としていたら、あの局面にはならなかった」と指摘する。

「来たボールでも良かったですけど、あそこはフォワードになかなかターンさせてくれないような位置でした。だいたい簡単にダイレクトで落とすかワンタッチ、ツータッチでちょっと後ろに落とすことが多い。あそこでターンして前にスルーパスを出したのは、あれで1点目が決まったようなものだと思います」

 上田はこのシーン以外でも、身体を張ったキープなど見せ場を作った。同じFWのハーフナー氏も、「チームメイトからの信頼を感じられた試合でした。あれだけやってくれると、周りからの信頼も厚くなりますよね」と絶賛。この日はゴールこそ無かったが、「試合に出続けたら自ずと点を取る選手だと思うんですよね」と能力の高さを語った体幹。

 体幹の強さを生かした力強いシュート、そしてポストプレーはオランダでも十分に通用するレベルだと断言。今季は怪我もあってクラブでの欠場が多くなってしまっているが、「この前の試合で2点取って自信もついて、周りの選手もどんどん使ってくれると勝手に点取る選手だと思います。これからにも期待したいですね」と期待を込めた。

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ハーフナー・マイク

ハーフナー・マイク/1987年5月20日生まれ、広島県広島市出身。2006年に横浜F・マリノスの下部組織から昇格。福岡、鳥栖への期限付き移籍を経て、2010年に甲府に完全移籍。2011年にJ1で日本人トップの17得点を挙げ、日本代表に初選出。2012年1月にオランダ1部フィテッセに移籍。スペイン1部コルドバ、フィンランド1部ヘルシンキを経て、15-16シーズンはオランダ1部デン・ハーグに加入し、16得点を記録。その後は神戸や仙台などを経て、2022年に現役引退。日本代表は通算18試合4得点。現在はJ2甲府のクラブアンバサダーに就任し、ホームタウン活動やスクールコーチを務めている。

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