中国選手の顔面蹴り炸裂…「またも殺人カンフーキック」 W杯最終予選で衝撃ハプニング

中国代表とサウジアラビア代表が対戦した【写真:Getty Images】
中国代表とサウジアラビア代表が対戦した【写真:Getty Images】

中国代表リン・リャンミンの危険なプレーが波紋

 中国代表は現地時間3月20日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第7節でサウジアラビとアウェーで対戦し、0-1で敗れた。中国代表FWリン・リャンミンが相手選手の顔面を蹴る危険なプレーで一発退場となり、波紋を呼んでいる。

 0-0で迎えた前半アディショナルタイムだった。前線に走り込んだリン・リャンミンがバウンドしたボールに対して振り上げた左足がサウジアラビアのDFハッサン・カデシュの顔面にヒット。この危険なプレーに対し、主審はレッドカードを提示した。そして、顔を蹴られる格好となったカデシュは担架で運ばれ、負傷交代を余儀なくされた。

 リン・リャンミンの退場で数的不利を背負った中国は後半5分に失点し、サウジアラビアに0-1で敗戦。C組で日本が早々に予選突破を決めた一方で、中国は最下位に沈んでしまい、W杯本大会出場は絶望的な状況となっている。

 韓国紙「Maeil Business Newspaper」は一連の出来事について「中国がまたも殺人カンフーキック」「中国にとってこれは不必要なプレーだった。サウジアラビアの攻撃をうまく封じており、後半の反撃が予想できたからだ。しかし、リン・リャンミンのプレーは数的不利という最悪の事態を招いた」と伝えていた。

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