日本には「30年かかっても追いつけない」 W杯出場が最速決定…“アジア無双”に中国羨望

日本のW杯出場に中国注目【写真:ロイター 】
日本のW杯出場に中国注目【写真:ロイター 】

日本のW杯出場にライバル国の関係者ら反応

 森保一監督が率いる日本代表は3月20日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第7節でバーレーン代表と対戦し2-0の勝利を収めた。MF鎌田大地とMF久保建英の得点で2-0の快勝。3試合を残して8大会連続のW杯本大会出場を決めたなか、変わらぬ“アジア無双”に同組のライバルからも羨望の声が伝えられている。

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 前半こそ相手の守備に苦戦し得点を奪えなかった日本。しかし、後半21分に途中出場のMF鎌田大地のゴールで均衡を破ると、同42分にはショートコーナーから、ドリブルで仕掛けたMF久保建英が左足の鋭いシュートでゴールネットを揺らしバーレーンを突き放した。

 この結果、日本の最終予選成績は7試合で6勝1分に。得失点も24得点2失点とほかの追随を許さない圧倒的な数字を残している。

 日本と同じC組で戦う中国のメディアや関係者もバーレーン戦の結果に注目。長年同国のサッカーメディアに携わるジャーナリストの李旋 (リ・シュアン)氏は、日本代表の勝利について「家で食事をするような当たり前のこと、とても安定している」と評価した。また、森保一監督が国歌斉唱で涙を流す様子に「羨ましい」と率直な感想を述べている。

 中国のSNS上もファンのコメントで賑わい、「30年かかっても(日本代表に)追いつけない」「88年ソウル五輪予選で、中国が日本を敗退させたのが懐かしい」「もはや(W杯で)優勝しても驚かない」といった反応が寄せられた。

 中国のファンの意識はむしろ、消化試合となった日本代表の残り3戦へ。W杯出場権を争う他国に勝ち点がプレゼントされないかを心配する声が中国国内では広がっているそうだが、今の日本代表の出来や実力差を考えれば杞憂に終わりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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