北中米行きなるか? 逸材ズラリ…森保ジャパンW杯本大会「サプライズ候補」5人

W杯本大会行きなるか…A代表未招集の中から選出
森保一監督率いる日本代表は3月20日、バーレーン戦に2-0で勝利し史上最速で来年北中米で開催されるワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。ここから1年3か月、本大会へ“サプライズ”選出の候補5人を「FOOTBALL ZONE」が考察する。
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■FW後藤啓介(19=アンデルレヒト/ベルギー1部)
ベルギーで着々と経験を積む未来のエース候補。森保監督も「若い将来性あるFWにガンガン突き上げをしてもらいたい。後藤は出場したら活躍して点を取っている」とコメントを残しているほど。トップチームでもリーグ戦ゴールをマーク。ロス五輪世代で身長191センチと体格にも恵まれ、“和製ハーランド”の呼び名も。得意なポストプレーが光れば、森保ジャパンのタレント豊富なシャドー、2列目の選手とも連係を築き上げてゴールを積み重ねることができそうだ。
■DFチェイス・アンリ(20=シュツットガルト/ドイツ1部)
今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューを飾ったセンターバック。そのポテンシャルは申し分なく、森保監督も期待を寄せる。シーズン序盤はチーム内に負傷者が出ていたこともあり、出番を掴んでいたが、現在はセカンドチームでプレー。負傷から復帰後にはまたトップチームで出場機会をつかめればA代表デビューは近いだろう。
■DF小杉啓太(19=ユールゴーデンIF/スウェーデン1部)
湘南ベルマーレ下部組織出身で、アンダー世代の主将を務めてきた逸材。トップへ昇格せずに、直接欧州へ渡った。U-17W杯に出場するなど、国際経験も豊富。ガンバ大阪に加入したFWデニス・ヒュメットと元チームメイトだった次世代のサイドバックだ。湘南のプレースタイルを表す、ハードワークでピッチを縦横無尽に駆け回る。プロ1年目で公式戦24試合に出場しており、10代でA代表入りしてもらいたいものだ。
■MF松木玖生(21=ギョズテペ/トルコ1部)
本人もここでのW杯出場を目指しているだろう。昨年のパリ五輪では選外となり、夏に海外移籍を決断。新天地のではギョズテペ徐々に頭角を現しており、リーグ戦で2ゴールを挙げている。ライバルは多いポジションだが、唯一無二のリーダーシップがある。いずれA代表入りするはずの人材で、5年後のW杯では主将候補となる。ここから欧州で結果を残して、次のW杯切符を掴み取りたい。
■MF熊坂光希(23=柏レイソル)
国内組から唯一のセレクト。プロ2年目の身長185センチ大型ボランチだ。昨季はリーグ戦10試合に出場、今季に入ってから全6試合でフル出場している。柏アカデミー出身で、同期はすでに日本代表入りを果たした細谷真大。大学へと進学し、昨年デビューを果たした。攻守において良さを出せるタイプではあるが、何よりフィジカル、運動量を生かした守備での貢献度は森保ジャパンにピッタリ合う。すでにドイツ1部マインツで圧倒的なプレーを見せている佐野海舟の牙城を崩すには、7月にあるE-1選手権でA代表入り、MVP級の活躍が求められる。
(FOOTBALL ZONE編集部)