鎌田大地の技あり弾「パレスでよくやってる」 “名手彷彿”の一撃裏側「普段やってることが出た」

バーレーン戦で先制ゴールを決めた鎌田大地【写真:徳原隆元】
バーレーン戦で先制ゴールを決めた鎌田大地【写真:徳原隆元】

日本がバーレーンに2-0で勝利

 森保一監督率いる日本代表は3月20日、ホーム・埼玉スタジアムで北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でバーレーン戦と対戦し2-0で勝利。世界最速でW杯出場を決めたなか、決勝弾を決めたMF鎌田大地がゴールシーンについて「パレスではよくやってる」と裏側を語った。

【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!

 試合は日本が主導権を握り、前半9分にコーナーキックから主将の遠藤航が押し込むも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、FW上田綺世のハンドが直前にあったとして取り消しとなった。その後はネットを揺らすことができずに0-0で折り返した。

 後半も日本が優位に進め、同18分に伊東純也と鎌田を同時に投入。するとその3分後、上田がボールキープから反転し久保建英へスルーパスを供給。久保はノールックでクロスをするように走った鎌田へパスを出し抜け出した。鎌田は相手GKと1対1になると、インサイドキックで逆を突くと、元ドイツ代表MFメスト・エジルが過去に何度か見せていた、ボールの上面を叩きあえてバウンドさせたシュートでネットを揺らした。

 このシーンを鎌田本人は試合後の取材でシュートの時、「(普段から)やってますね。一応パレスではよくやってるかなと思います」と明かし、駆け引きについては「特に考えてないですね。GKと1対1になって、普段練習でやってることが出たかなっていう感じなんで、特にこれしようっていうわけじゃなくて、普段やってることが出たっていう感じですかね」と振り返った。

 日本はその後、久保の個人技弾で追加点を取って2-0で勝利し、W杯出場を決めた。日本に違ったテンポをもたらした鎌田、本会でも日本にアクセントを加え目標であるW杯優勝に導くことができるのか注目だ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング