長友佑都、ブラボー絶叫は「無茶ぶりでした」 セレモニー舞台裏告白「あれしかないでしょ」

日本が8大会連続8回目のW杯出場、試合後セレモニーの一幕に言及
日本代表は3月20日、ホーム・埼玉スタジアムで行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でバーレーンを2-0で下し、8大会連続8回目のW杯出場を決めた。試合後のセレモニーでDF長友佑都が「ブラボー!」と、マイクパフォーマンスで会場を盛り上げ。その舞台裏を本人が明かした。
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日本はここまで最終予選で5勝1分、総得点22、失点2と圧倒的な成績を収め、グループCの首位を独走。他会場で3位インドネシアが2位オーストラリアに1-5で敗れたため、引き分け以上で同組2位以上が確定し、残り3試合を残すなか、史上最速でW杯本大会の切符を掴む状況を手繰り寄せた。
大観衆を集めキックオフを迎えた一戦で開始9分、日本は久保建英のCKから最後は遠藤航が押し込みゴールネットを揺らしたがVAR介入からオンフィールド・レビューの結果、上田綺世のハンドを取られ、得点取り消しに。その後も相手の堅い守備を崩せず、スコアレスのままハーフタイムを迎えた。
流れを変えたい日本は後半に入り田中碧、鎌田大地、伊東純也を投入。すると後半21分、上田のボールキープからカウンターに転じると、久保のラストパスを最後は鎌田が冷静に決めてついに均衡を破った。さらに後半42分にはショートコーナーから久保が鋭く突破して角度のない位置からのシュートを決め追加点を奪い、2-0勝利でW杯出場を決めた。
試合後、ピッチ上でW杯出場決定セレモニーを実施。キャプテンの遠藤航から「最年長の長友さんが締めてくれるそうなので」とマイクを渡された38歳の長友は「ブラボー!」と叫ぶと会場は大盛り上がり。この試合ではベンチ外となったが、ムードメーカーとして大きな役割を果たしたベテランらしい一面を見せた。
この振る舞いについて、長友本人は「ワタルがなんか、いや、一言お願いしますって言うから。あれしかないでしょ。何を言うのって話だから」と“無茶ぶり”を告白。「はい。もう無茶ぶりばっかなんで後輩たちが」と舞台裏を明かした。
(FOOTBALL ZONE編集部)