痛恨失点…韓国代表が「ホームで恥辱的な結果」 母国メディア悲嘆「大惨事」

韓国代表がホームでオマーン代表と1-1のドロー決着【写真:Getty Images】
韓国代表がホームでオマーン代表と1-1のドロー決着【写真:Getty Images】

韓国が先制も終盤に失点、ホームでオマーンに1-1ドロー

 3月20日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が各地で行われ、韓国代表はホームでの第7節でオマーン代表と対戦。韓国が先制したものの終盤に失点を喫し、1-1の引き分けに終わった。韓国メディアは「ホームで恥辱的な結果」「大惨事」と報じている。
 
 FWソン・フンミンやMFイ・ジェソンらが先発した韓国は、前半途中にDFペク・スンホが負傷し、前半38分に急きょMFイ・ガンインを投入。すると3分後の同41分、イ・ガンインの絶妙なパスからFWファン・ヒチャンが巧みなシュートを流し込み、韓国が1-0とリードした。
 
 後半頭からJ1のFC町田ゼルビアでプレーするFWオ・セフンを送り込んだ韓国だったが、同35分に中央を打開されて失点。さらにアシストしたイ・ガンインが失点時の場面で負傷し、交代するアクシデントに見舞われた。試合はそのまま1-1で終了した。

 引き分けた韓国はグループB首位をキープしているものの、1試合消化が少ない2位イラクと勝ち点4差、3位ヨルダンと同6差。現地メディア「STNスポーツ」は「ホームで恥辱的な結果」と悲嘆し、「3月のホーム2連戦で1986年メキシコW杯からの11大会連続W杯出場を早期に確定させようとするプランは霧散した。2003年10月21日、中国アジアカップ2次予選のオマーン戦で1-3と負けたいわゆるオマーンショックに続く22年ぶりの最悪の試合」と伝えた。
 
 また同国「エクスポーツ」は「ホン・ミョンボ号大惨事」と報道。記事では「オマーンに痛恨の同点弾を奪われ、今月のW杯本大会行きの早期確定シナリオはかなり不透明になった」と記し、ホン・ミョンボ監督率いる韓国代表チームについて「このような実力なら、W杯本大会行きを断言することはできない。最後まで薄氷の争いを繰り広げる可能性もある」と指摘していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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