バーレーン監督、森保Jのクオリティーに脱帽「信じられない」 異例の懇願「残り全部勝って」

バーレーン代表タライッチ監督が会見、試合後に日本に敬意
バーレーン代表のドラガン・タライッチ監督は、日本代表に対して「とにかく、今日のような試合を3試合続けて私たちのことを楽にしてください」と、残り試合の全勝を懇願した。3月20日の2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第7戦で日本が2-0でバーレーンを下し、3試合を残して本大会出場を決めた。
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2次予選からアウェー戦を無敗で乗り切っていただけに、前日会見で「なぜアウェーで強いかの秘訣は教えられないので、明日の試合を見てください」と不敵な笑みを見せていたタライッチ監督だが、この試合を終えると「まず日本代表におめでとうございます。本大会への進出を決めたが驚くことはなく、非常に質が高いので当然だと思う」としたうえで、「昨日、勝つために来たと申し上げ、確かに頑張ったがこのような結果になってしまった」と、敗戦を受け止めた。
日本代表のプレーについて「日本代表の質の前には、信じられないという思いで見ていた。中央の5人が、誰が出てきて誰が引くのか分からない。そういう中でも一生懸命やってくれた。2失点目で動揺したが、それまでは本当についていこうとしていた。本当に質が高いチームだ」と称賛したが、その後は本音が漏れた。
「日本代表が次の3試合でフルの勝ち点9を取り、私たちの道のりを少しやりやすくしてくれることを願っています」
両チームが入ったC組は、日本が6勝1分の勝ち点19で独走した一方で、2位以下は大混戦。バーレーンは勝ち点6だが、2位のオーストラリアは勝ち点10と逆転は十分に可能であり、本大会出場が48チームに拡大されたことからグループ3位と4位にもプレーオフ進出のチャンスがある。それだけに、他のチームが日本との対戦でどのような結果を得るかは大きな影響がある。
タライッチ監督は日本の残り3試合について記者会見中に3回も言及し、「とにかく、今日のような試合を3試合続けて私たちのことを楽にしてください」と懇願していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)