森保一監督、“世界最速”のW杯出場決定に喜び「ワールドカップ、みんなで戦いましょう」

日本代表の森保一監督が喜びを口にした【写真:徳原隆元】
日本代表の森保一監督が喜びを口にした【写真:徳原隆元】

後半21分に鎌田のゴールで先制した日本代表

 サッカー日本代表は3月20日、埼玉スタジアムで行われた2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第7戦バーレーン戦に2-0で勝利し、世界最速で本大会出場を決めた。森保一監督は試合後、最終予選3試合を残し、日本代表史上最速でW杯出場を決めた喜びを口にした。

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 6試合を終えて5勝1分の勝ち点16を獲得し、2位のオーストラリアに7ポイント差をつける独走状態でこの試合を迎えた日本。前半9分、MF久保建英のコーナーキックをファーサイドでDF板倉滉が折り返し、こぼれ球をMF遠藤航が押し込んだものの、競り合いでFW上田綺世のハンドがあり、VARの介入でゴールは取り消された。

 ハーフタイムに森保監督はMF守田英正からMF田中碧へボランチを交代。後半17分にMF伊東純也とMF鎌田大地を送り込むと、この選手交代が的中。後半21分、最終ラインでDF伊藤洋輝が中央に斜めのパスを入れると、上田、久保とつなぎ、久保のラストパスに鎌田が抜け出して先制ゴールを奪った。

 後半42分には左サイドを突破した久保がGKのニアサイドをぶち抜いて、追加点を生み出した。2点リードのまま、試合終了のホイッスル。埼玉スタジアムに駆けつけた5万8137人の前でC組の2位以内を確定させ、来年のW杯本大会への出場権を手にした。

 森保監督は試合後、「バーレーンのコンディションがいいなか、我々に対する対策も万全だっていうの分かってたので、耐えながら試合を進めていこうと。日本の選手のほうがっコンディション的には難しい状態にあった中で、耐えながら行けば必ず自分たちの流れが来るということで、後半もいくつかの修正はしましたけど、それよりも続けてやっていくっていうこと、我慢強く戦うということをやっていこうということで、選手たちが続けてくれました」と、選手たちの奮闘を称えた。

 3試合を残して8大会連続8回目のW杯出場が決定。今後に向けては「1戦して勝利を目指して戦うということには変わりないですが、また選手を試していくとか、これからの成長に向けても、この予選を全力で戦っていきたいと思います」と語り、「これまで厳しい戦いがあったのもサポーターの皆さんのおかげだと思います。これからも選手たち、日本のために戦う覚悟をもってプレーしてくれると思いますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします。ワールドカップ、みんなで戦いましょう」と呼びかけた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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