長谷川唯がワンフェイクでゴール起点「一瞬で抜き去った」 雪辱果たす高等テク「本当に凄い」

長谷川が前回対戦のチェルシーを相手に躍動
イングランド女子1部マンチェスター・シティ・ウィメンは現地時間3月19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)女子の準々決勝第1戦でチェルシー・ウィメンと対戦し2-0の完封勝利を飾った。なでしこジャパン(日本女子代表)MF長谷川唯は先発出場。2点目の起点となるプレーも含め、攻守における貢献を見せている。
15日のFA女子リーグカップ決勝では、チェルシー相手に長谷川の不運なオウンゴールが決勝弾となり敗戦。そのリベンジを果たした。スコアレスで前半を折り返したハーフタイム明けの後半15分、途中出場のFWフィフィアネ・ミデマーがこぼれ球を押し込み先制する。
さらに後半44分、自陣でボールを奪ったシティ。長谷川にパスが渡ると、鋭い圧力をかけてきた相手をワンフェイクで難なくかわす。そのまま味方へつなぐと、シティが右サイドを突破。最後は中央ペナルティーエリア内へと侵入したミデマーが冷静に流し込み、この日2ゴールでチェルシー撃破の立役者となった。
2点目のカウンターアタックの起点となった長谷川のワンプレーには「攻守において要」「長谷川唯は本当に凄い」「一瞬のフェイントで身を縮めて抜き去った」と称賛の声が寄せられる。何度か後方からビッグチャンス演出のパスを送るなど存在感を放った長谷川が、前回対戦の屈辱を果たした。
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