欧州名門で26歳日本人を“再評価”「難しい試合でも力を発揮できるか」 現地の絶賛と期待

フェイエノールトの上田綺世【写真:Getty Images】
フェイエノールトの上田綺世【写真:Getty Images】

上田はトゥウェンテ戦で2ゴール

 オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世に対する評価が現地で分かれている。3月16日に行われたエールディビジ第26節のトゥウェンテ戦で2ゴールをマークした上田には再評価の声と、今後の結果が重要だとする声がそれぞれ上がった。

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 加入後初の1試合2ゴール。上田にとっては日本代表の招集前に良い感触を掴むことのできた試合となった。約5か月ぶりとなるリーグ戦での得点は、クロスからヘディングと、美しいボレーシュート。その活躍を受けて元オランダ代表のFWロビン・ファン・ペルシー監督も「彼にはトップストライカーの資質がある」と称賛している。

 現地テレビ局のサッカー専門番組「Studio Voetbal」では元オランダ代表MFテオ・ヤンセン氏が上田を「彼は今、自分が新たなナンバーワンだと感じている」と再評価。一方で現地メディア「Rijnmond」はクラブOBであるハリー・ファン・デル・ラーン氏のコメントを以下のように紹介している。

「彼にとって初めての良い試合だった。上田はゴールに背を向けても正面を向いても、良いプレーをした。ただ、彼には難しい試合でも自分の力を発揮させてもらいたい。例えば、次のゴー・アヘッド・イーグルス戦で本領を発揮するかどうかに注目したい」

 これまで得点から遠ざかっていたこともあり、少々厳しい見解も示した。だがそれは期待の裏返しでもある。代表での2試合(20日バーレーン戦/25日サウジアラビア戦)を挟んで迎える第27節ゴー・アヘッド・イーグルス戦は、3月30日にキックオフ予定だ。

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