ボランチが得点王?「最後まで取りたいと思ってます」 森保Jの心臓が掴んだ“コツ”

ここまで最終予選では南野、小川と並んでチームトップの3得点
日本代表は3月18日、20日に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦に向け、千葉県内で練習を行った。現在チームトップタイの3得点を挙げているMF守田英正(スポルティング)は「最後まで取りたいなと思っています」と“得点王”に意欲を見せた。
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勝利すれば、W杯出場が決まる大一番。前回のカタールW杯アジア最終予選では、本大会出場が決まったオーストラリア戦で、MF三笘薫の決勝点の起点となった。
「本当まだ何も掴み取ってないことを理解するべきだし、ホームですごい期待のかかった試合になると思うんで、試合に勝つことだけを求めてイメージしたいと思います。いつも以上にほんの少しだけ集中力だったり、闘志だったりを持って、色んなものを背負ってプレーすることがいいプレーにつながると思います」
前回9月にバーレーンと敵地で対戦した際は5-0で勝利。後半になって高い位置をとった守田は、タイミングよくゴール前に飛び出し、2得点を挙げた。
「ゴール前に侵入していくタイミングは計算しているというか、得意な部分もあるんでイメージしてやっています。今はこの代表で自分の特徴を上手く出せるようになってきたと実感しています。バーレーンで言うと、前回は得点に絡みましたし、いいイメージを持って試合に臨めるかなと思います」
今予選ではここまで守備的MFという立ち位置ながら、MF南野拓実(モナコ)、FW小川航基(NECナイメヘン、今回は未招集)と並んでチームトップの3得点をマーク。チーム内“得点王”になる可能性もある。
「ここまで数字ですごい貢献できているのは感じていますし、どうせなら数字でチームに貢献したいなと思っているので。たまたま数試合で取れて良かったなではなくて、最後まで取りたいなと思っています。得点、得点になっちゃいけないポジションですけど、自分のするべきことを守りながら、瞬間瞬間にゴール前に飛び込んでいけるようなシチュエーションを多く作って、得点したいなと思います」
試合をコントロールする能力に加え、得点力まで身につけた守田。森保ジャパンの心臓がW杯へと導く。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)