5大リーグ移籍で受けた衝撃…サラーを抑えた“同い年”は「ちょっと見たことないレベル」

日本代表の関根大輝【写真:徳原隆元】
日本代表の関根大輝【写真:徳原隆元】

千葉県内で合宿2日目を終えランスに移籍の関根が取材に応じた

 森保一監督率いる日本代表は3月18日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選バーレーン戦(20日=埼玉)に向けて合宿2日目をスタートさせた。練習後の取材対応で今冬フランス1部スタッド・ランスに移籍したDF関根大輝が「ちょっと今まで見たことないようなレベルだった」と対戦して驚いた選手を挙げた。

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 22歳の関根は拓殖大学在学中の2023年に25年からの加入が決定。その後1年前倒しで24年シーズンより柏に加入した。昨季は187センチの大型サイドバック(SB)としてリーグ戦31試合に出場しパリ五輪も経験。また森保監督が率いるA代表にも選出されるなど、飛躍の1年となった。

 そして今年1月12日にスタッド・ランスへ完全移籍。右SBとしてスタメンの座を掴んでいるが、「全然ちょっと今まで見たことないようなレベルだった。でも同い年だったんで、絶対負けてられないなっていう思いもあります。でもそのあとチャンピオンズ・リーグのリバプール戦でサラーを完全に止めてましたし、いややっぱり凄いなっていうのは感じました」と、同リーグの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするポルトガル代表DFヌーノ・メンデスの名を挙げた。

「(歯が立たないわけではない?)そうですね。でも攻撃も守備もどちらの能力もすごい高かったので、そこは今の段階では全然追い付けてないと思うので、これから早い段階で追い付いて、追い越していけるようにやっていきたいと思います」

 さらに2月28日にはリーグ戦でASモナコと対戦し、日本代表MF南野拓実とマッチアップした。「やっぱり捕まえづらいポジショニングをずっとしてくるなとは思いました。本当いやらしい位置に立ってくるので、自分がちょうど行けないようなところだったり、ちょっと行ったら自分が引き出されるっていうか、なんかそういう本当に頭がいいなって思いました。それに、やっぱり上手いんで厄介でした」

「そういう(世界基準の)部分をフランスに行って感じたので、そこは挑戦して、日々もがきながらというかいろいろ試行錯誤しながらやってますけど、向こうに行って成長できてるのですごい大きなことだなと思います」と充実感を口にした。

 2回連続で追加招集され、今回が初めての正規の招集となった関根。これまでの4試合ではメンバー外となっているがメンバー入り、そして代表デビューを果たすことができるのか、注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)



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