ミラン本田は「例外的な失敗」 伊メディア、強化責任者ガリアーニ氏手腕「芸術的」と絶賛も…
“お買い得”の評価を得ることなく…
本田は自身をミランに引き入れたガリアーニ氏を恩人としているが、そのプレーは恩人の手腕を高めるものにはならず、逆に“失敗”の烙印を押されることになってしまった。
本田はミラン加入から半年後に開幕した2014-15シーズン前半戦こそゴールラッシュを見せたが、その後は沈黙。昨季はシーズン3分の2ほどをレギュラーで過ごしながら1ゴール3アシストと完全なる不発に終わった。今季はヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から事実上の構想外の扱いを受け、プレータイムは100分間に満たない状況に陥っている。
ミランと本田の契約は今季いっぱいとなり、契約満了での退団が極めて濃厚とされる。コストゼロで入団しただけにチームに損を押し付けたわけではないにせよ、“お買い得”という評価を得ることなく、ミランでのキャリアを終えることになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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