ACLで異例の没収試合「二度と起こってはいけない」 日本代表GKが心境吐露「これが最後になって」

日本代表の大迫敬介【写真:(C) JFA】
日本代表の大迫敬介【写真:(C) JFA】

17日に代表練習がスタートし広島GK大迫が取材対応

 森保一監督率いる日本代表は3月17日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選バーレーン戦(20日=埼玉)、サウジアラビア戦(25日=埼玉)に向けて室内で汗を流した。練習後の取材対応でサンフレッチェ広島GK大迫敬介はAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で没収試合扱いとなった初戦について、「こういうことが二度と起こってはいけない」と語った。

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 広島は3月5日に行われたACL2の準々決勝初戦、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)相手にホームで6-1と大勝を収めた。しかし、途中出場した新加入のMFヴァレール・ジェルマンが前所属チームで受けた退場処分により、クラブチームでのアジアサッカー連盟(AFC)主催大会で出場停止を抱えていたことが発覚。出場資格のない選手をピッチに立たせたことにより没収試合の扱いとなり、記録は広島が0-3の敗戦で初戦を終えたことになった。

 12日の第2戦では1-1のドローに終わり、2戦合計1-4でベスト8敗退となっていた。17日に日本代表は始動したなかで、大迫は「大変でした。いろいろありましたけど、切り替えるのは難しかった」と触れ、「こういうことが二度と起こってはいけないと思います。広島のこれが最後になってくれると嬉しいなと思います」と思いを明かした。

 また、「海外でやる難しさだったり、Jリーグの日本人と違う戦い方だったりっていうところでやってみてすごく楽しかったですし、違う相手とやる難しさだったりとか感じながらチームとしても、僕個人としても成長できてた感覚だった。このベスト8からさらに突破することで、さらにレベルが高い相手とできるっていう楽しみがあったなかでの敗退だったのですごく勿体ない」と本音を明かした。代表ではGK鈴木彩艶が守護神を務め出場機会がない大迫だが、この悔しさをぶつけることができるのか、活躍に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)

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