U-17アジアカップに臨む日本代表メンバーが発表

　日本サッカー協会（JFA）は3月17日、 U-17アジアカップ・サウジアラビア2025に臨むU-17日本代表メンバーを発表した。U-17ワールドカップ（W杯）の出場権を懸けた同大会に臨む23名には、クラブ史上最年少でトップチーム昇格を果たした横浜F・マリノスの高校生逸材らが選出され、その顔ぶれが反響を呼んでいる。

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　U-17アジアカップは来月4日からサウジアラビアで開催。参加16か国の代表チームが4グループに分かれて戦い、今年カタールで開催予定の「2025 FIFA U-17ワールドカップ」の出場権が上位8チームに与えられる。日本はグループBに入り、アラブ首長国連邦（UAE）、ベトナム、オーストラリアとグループリーグで対戦する。

　廣山望監督率いる代表チームのメンバーには、クラブ史上最年少（17歳0か月16日）で今季トップチーム昇格を果たした横浜FMのFW浅田大翔、今年2月のパラグアイ遠征に中学生で唯一選出された柏レイソルU-18のMF長南開史、高校年代最高峰の大会・高円宮杯U－18プレミアリーグEASTで昨年10ゴールを挙げて得点王に輝いた鹿島アントラーズユースFW吉田湊海らが選ばれた。

　伸びしろのある逸材が多数選出されたメンバーにファンも熱視線。Jリーグの新シーズン開幕を告げる富士フイルムスーパーカップ（2月8日）の前座試合で得点し、鹿島ユースの“エムバペ”とも称される吉田には「エンバペいけ！」「得点王取ってこい」といった声があがったほか、浅田には「無双する可能性もなくもない！」という期待の声も。来月4日から始まるアジアでの戦いに注目が集まる。