上田綺世が2ゴール、オランダメディア「AD」も絶賛した

　オランダ1部フェイエノールトのFW上田綺世は、3月16日に行われたエールディビジ第26節のトゥウェンテ戦で加入後初の1試合2ゴールを記録した。上田の活躍もあって6-2と大勝したフェイエノールトは、1試合消化が少ないながらもリーグ4位となっている。上田の先制点についてオランダメディア「AD」は「額に入れて飾りたいゴール」と絶賛した。

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　負傷での欠場も多く、リーグ戦では昨年10月19日の第9節ゴー・アヘッド・イーグルス戦（5-1）以来、ゴールがなかった上田が、約5か月ぶりとなるリーグ戦のゴールを決めた。5試合ぶりの先発出場となった一戦で前半10分に上田はDFジアヴィロ・リードのクロスからヘディングで先制ゴールを決める。

　多くのゴールを決めたフェイエノールトだが、「AD」は「最も評価したいのはフェイエノールトの先制点だ。攻撃はフェイエノールトの最後尾から始まり、右サイドに展開され、ストライカーの上田綺世がコンビネーションを締めくくる要となった。右サイドバックのリードの完璧なクロスを受けた上田が至近距離からヘッドを決めて1-0とした」と、自陣深くから始まった攻撃を評価した。

　上田は前半23分にも、クロスから美しいボレーシュートを相手ゴールに突き刺している。日本代表に久しぶりに招集されたなかで、コンディションや試合勘不足が不安視されていたが直前の試合で2得点を挙げて存在感を示した上田は、良い状態で森保ジャパンにも合流できそうだ。