ファン・ペルシー監督が2ゴールの上田綺世を称賛

　オランダ1部フェイエノールトは現地時間3月16日、エールディビジ第26節でトゥエンテと対戦し、6-2で勝利した。この試合でFW上田綺世が2ゴールを決めたなか、元オランダ代表のFWロビン・ファン・ペルシー監督が「彼にはトップストライカーの資質がある」と称賛した。

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　試合は前半10分、上田が縦パスを受けたところから攻撃がスタート。その流れでゴール前にポジションを取ると、右サイドからの高速クロスにヘディングで上手く合わせて先制ゴールを決めた。

　そして前半23分には、FWイゴール・パイシャオンがペナルティエリア内で相手のミスからボールを拾ってゴール前にクロス。これを上田が難なくダイレクトボレーで叩き込んでこの日2点目を決め、チームの6-2大勝に貢献した。

　そのなかで現地メディア「hbvl」がファン・ペルシー監督の試合後コメントを紹介。ファン・ペルシー監督は「彼はストライカーに必要な要素を基本的にすべて持っている。すべてのストライカーが欲しがるようなクオリティを備えている」と上田を称賛。続けてチームにとって「非常に重要な存在」と話した。

「それに、彼は非常に学ぶ意欲が強く、スポーツに対して本当に真剣に取り組んでいる。より良くなるために、すべてを懸けて努力している。私は彼を少し刺激してあげるだけでいい。今日は上田が非常に重要な存在だった。コンビネーションプレーでも、ターゲットマンとしても素晴らしかった」

　かつて名ストライカーとして名を馳せたファン・ペルシー監督の下、上田がゴール量産体制に入ろうとしている。