驚異の7戦連発…東京世代FWを敵将絶賛「素晴らしい選手」 遅咲きの逸材が新記録王手

秋田の小松蓮(写真はクラブ公式サイトのスクリーンショット)
秋田の小松蓮(写真はクラブ公式サイトのスクリーンショット)

秋田の小松蓮が5戦6発、札幌の岩政監督も「素晴らしいゴールでしたね」

 ブラウブリッツ秋田は3月15日、J2リーグ第5節で北海道コンサドーレ札幌に1-3で敗れた。チームは3連敗と状況が芳しくないが、そのなかで5試合6ゴールと躍動しているのが背番号10のFW小松蓮だ。この日も警戒されながらもワンチャンスをものに。札幌の岩政大樹監督も「素晴らしい選手でした」と絶賛した。

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 試合は後半3分までに札幌が3点のリードを奪うという一方的な展開。秋田は前半途中からはチャンスすら作らせてもらえず、開幕から連続ゴールを続けていた小松も存在感を示せずにいた。しかし同6分、右サイドからのクロスに頭で合わせてネットを揺らす。厳重な警戒をかいくぐって、意地の1点を返した。

 札幌の岩政監督は試合後、小松について「警戒もしていましたし、秋田は大雑把なフットボールと見せて、今シーズン、昨シーズンくらいからはある攻撃のパターンを作って攻めているなという分析がありました」と言及。それでも奪われた1点に「素晴らしい選手ですし、素晴らしいゴールでしたね」とした。

 小松はこれで昨シーズンから合わせると、J2最長タイ記録となる7試合連続ゴール。23日にアウェーで行われるV・ファーレン長崎で記録更新に期待がかかる。元々は上田綺世(現フェイエノールト)らとともにアンダー世代の日本代表にも選ばれていた逸材。遅咲きの東京世代に大きな注目が集まっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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