三笘薫の幻ゴール…取り消しになった理由 元審判員の見解「守備側に有利な判定になる」

相手GKと交錯したプレーが三笘のファウルとなり、得点は認められなかった
イングランド1部ブライトンは現地時間3月15日にプレミアリーグ第28節でマンチェスター・シティと対戦し、2-2で引き分けた。前半6分にブライトンの日本代表MF三笘薫がボールをゴールへ押し込んだプレーはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックにより、得点は認められなかった。プレミアリーグ元審判員のキース・ハケット氏は「残念ながらVARが介入した瞬間に取り消しになるのは明らか」とこのプレーについて見解を述べていた。
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左サイドで先発した三笘は右サイドのDFジャック・ヒンシェルウッドのアーリークロスに飛び込み、身体でボールをゴールへと押し込んだ。シティ相手に貴重な先制点が生まれたかに思われたが、VARチェックでGKシュテファン・オルテガと交錯したプレーが三笘のファウルとなり、得点は認められなかった。
試合は2-2でのドローでの決着となったなか、元プレミアリーグ審判員のハケット氏は英メディア「Football Insider」で三笘のゴール取り消しについてコメントしていた。
「残念ながら、VARが介入した時点でゴールが取り消しになるのは明らかだった。このような厳しい判定においては、守備側に有利な判定になるものだ」
ハケット氏は今回のゴール取り消しは三笘にとって厳しい判定になったと感じていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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