鹿島、J1新記録のホーム26戦無敗 土壇場で同点弾…浦和戦は異例の7試合連続ドロー

鹿島対浦和は1-1の引き分け【写真:徳原隆元 & GettyImages】
鹿島対浦和は1-1の引き分け【写真:徳原隆元 & GettyImages】

鹿島対浦和は7試合連続の引き分けに

 鹿島アントラーズが土壇場の同点劇で引き分けに持ち込み、ホーム26戦無敗のJ1最長記録を達成した。3月16日のリーグ第6節、浦和レッズ戦は1-1の引き分けに終わり、このカードは足掛け4シーズンにわたり7試合連続の引き分けになった。

【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!

 鹿島が4勝1敗の首位に立つ一方、浦和が1勝2分2敗と苦しんだ開幕5戦を終えて多くのタイトルを争ってきた両雄が激突した。ゲームは浦和が上手く立ち上がり、プレスを機能させながら鹿島をロングボールに頼らせて回収するいい流れを作った。

 そうした中で浦和は前半アディショナルタイム、GK西川周作のフィードをMF金子拓郎がつなぐとDF関根貴大が攻撃参加。ドリブルで持ち出すと関根がラストパスを送り、ファーサイドに回り込んだMF松本泰志が押し込んで先制。今季サンフレッチェ広島から移籍の松本は浦和での初ゴールになった。

 後半も浦和が全体的に良い形で進めるも追加点は奪えず。最後の時間帯にかけ鹿島が押し込む形を作ると、セットプレーの二次攻撃から上がったクロスを途中出場のMF知念慶が押し込んで同点に。これで1-1の引き分けに持ち込み、鹿島はJ1最長記録を更新する26戦ホーム無敗を達成した。

 両者の対戦は、2022年から足掛け4シーズンに渡りリーグ戦で7試合連続の引き分け。昨年6月の対戦では浦和が終了間際のゴールで追いついてホームでの敗戦を免れたが、この試合では鹿島が土壇場のところで意地を見せた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング