エジル、中国から5年総額135億円のオファーを明かす 「想像力を超えるおとぎ話」を固辞
新たに発売される自著で「去年の夏に中国からオファーを受け取った」と綴る
アーセナルのドイツ代表MFメスト・エジルが、自著の中で昨夏に中国クラブから5年総額135億円という桁違いの巨額オファーが届いていたことを明かしたという。英紙「メトロ」が報じた。
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エジルは2018年6月でアーセナルとの契約満了を迎えることもあり、契約延長か移籍かというニュースが再三話題に上っている。そうしたなかで、28歳のレフティーは新たに発売される自伝「Gunning for Greatness: My Life」の中で、2016年夏に“爆買い”でスター選手を買い集める中国クラブから法外オファーを受け取っていたことを明かしている。
「去年の夏に中国からオファーを受け取ったけど、誰からのアドバイスも必要なかった。なぜならそのオファーはばかばかしいものだった。中国クラブは僕に対して5年間で手取り1億ポンド(約135億円)を用意していたんだ」
エジルはこのように綴っている。具体的なチーム名は明らかとなっていないものの、ある中国クラブはエジルに1年間あたりおよそ27億円という破格の待遇を用意していたという。
現在のエジルの給与は週給14万ポンド(約1900万円)、年俸換算で約730万ポンド(約9億8000万円)と言われている。中国からの誘いは3倍近い昇給を意味するものだったが、「僕の想像力を超えるおとぎ話のような金額だ」と、アジア行きの打診に首を縦に振ることはなかったようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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