札幌が今季初白星、4連敗から脱出 岩政監督「ようやく殻を破った」…秋田を3発撃破

札幌がリーグ初白星、ここまで4連敗と苦しんでいた
北海道コンサドーレ札幌は3月15日、J2リーグ第5節でブラウブリッツ秋田と対戦し3-1の勝利を収めた。今シーズンようやく掴んだ初白星。4試合10失点と守備に苦しんだチームがようやく反撃の狼煙を上げた。
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岩政大樹監督が新たに率いている札幌は、開幕節から2失点完敗(大分トリニータ戦)。ロアッソ熊本との第2節で0-3、第3節のレノファ山口戦も0-2と得点ゼロでの敗戦が続いた。前節ジェフユナイテッド千葉戦ではFWスパチョークが今季チーム初得点をマークしたものの3失点。リーグ最下位に低迷していた。
それでも迎えた秋田との試合では、前半15分に先制点が生まれる。相手ペナルティーエリア内で仕掛けたFW青木亮太がネットを揺らし幸先良いスタートを切ると、同23分にはMF高嶺朋樹が左へ展開し、スパチョークが縦パス。深い位置で青木が左足でのクロスを送ると、中でMF近藤友喜が合わせ追加点を奪った。
後半3分にはDF家泉怜依がこぼれ球に素早く反応し3点目。3点のリードを奪った札幌だったが、直近連敗中の秋田も反撃に出る。同6分、MF畑潤基のクロスにFW小松蓮が巧く合わせ1点を返した。秋田側もゴールに何度も迫る場面が増えたが、札幌も追撃は許さず。3-1で今季初勝利を挙げた。
試合後のフラッシュインタビューで岩政監督は「選手たちが逞しかった。サポーターの皆さんが素晴らしかった」と感謝を述べ、「たくさんの素晴らしいプレーがあった。選手たちがようやく殻を破った」と勝利を導いた選手たちの姿を第一に称えていた。
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