欧州で今季27得点…日本代表FWに“夏の移籍”の噂 売却には19億円以上が必須か

前田の活躍を受けビッグクラブも関心か
スコットランド1部セルティックに所属するFW前田大然は、今シーズン公式戦41試合に出場して27得点9アシストを記録。シーズン途中ながらすでにキャリアハイの数字を出している。この活躍によって欧州のビッグクラブからの関心も示されていると報じられているが、前田の移籍は実現するかを英メディア「Team Talk」が考察している。
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2021年に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田は、すぐにチームでポジションをつかみ、リーグ3連覇を含む7つのタイトル獲得に貢献している。今季も国内3冠を達成できる可能性を残しているが、FW古橋亨梧が冬の移籍市場でフランス1部レンヌへ移籍してから得点源にもなっている快速FWは、その去就が注目を集めている。
記事では「前田はセルティックの成功を牽引する存在だ。ゴールへの関与数36はチーム内トップの成績だ。日本代表選手はプレスをかける面でも最高の存在であり、それが夏に関心を示される要因の1つにもなっている」と伝え「ドイツ、イタリアのクラブが夏の移籍に向けて前田を調査し続けている」と、5大リーグからの関心を報じた。
セルティックは前田との契約を2027年まで残しているため、安価での交渉には応じないとみられる。そして「セルティックは1月に1000万ポンド(約19億円)で古橋亨梧を売却したが、前田をグラスゴーから連れ出すためには、それ以上に多くの金額が必要になるだろう」と、移籍金の高騰を予想した。
そして今後の展開として、「夏の移籍市場を前に、セルティックは前田の重要性を伝えるためにも、新たな契約をオファーすることが見込まれている。また、前田自身にはアスリートとして可能な限り高いレベルでプレーしたいという思いがあるものの、セルティックに満足しているため、移籍を強く主張することはないと見られている」と、契約延長交渉がスタートすることを示唆した。
これまでセルティックは、中心選手であっても十分なオファーが届いたと判断すれば移籍に応じてきた。前田の移籍もオファー次第と見る向きは強いが、夏の移籍市場ではどのようなオファーが届くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)