市場価値は89億円 ブライトンは契約延長意向も…欧州名門で“三笘争奪戦”勃発か

去就が注目される三笘薫【写真;ロイター】
去就が注目される三笘薫【写真;ロイター】

英メディア「CaughtOffside」が三笘薫の去就について報道

 イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の周囲が騒がしくなってきている。英メディア「CaughtOffside」は現地時間3月12日に三笘の去就について報じ、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、チェルシーに加え、ドイツのバイエルン・ミュンヘンやフランスのパリ・サンジェルマンも獲得を検討していると伝えた。

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 三笘は今季もブライトンの攻撃の要として活躍し、ここまでリーグ戦28試合に出場して7ゴールを決めている。「CaughtOffside」によると、ブライトンは三笘との契約を2030年まで延長する方針を固め、長期的な戦力として確保したい考えを示している。すでに行われている交渉は大詰めを迎えているとも伝えられている。

 記事によれば、ブライトンは三笘の市場価値を約5500万ユーロ(約89億円)と見積もっており、移籍が実現するには相応のオファーが必要となる。契約延長後に他クラブが獲得へ動くかは未知数だが、移籍市場で注目を集める存在であることは間違いなさそうだ。

「CaughtOffside」では候補にあがるクラブの現状も分析。マンチェスター・ユナイテッドはウインガーの補強を優先事項としており、不振が続くFWアレハンドロ・ガルナチョの代役として三笘をターゲットにしているとされる。さらに、FWマーカス・ラッシュフォードやFWアントニーがローン移籍中であり、来季の戦力として確保したい狙いがあるとしている。チェルシーも最近の補強が期待を下回っている。新たなウインガーとして三笘に注目していると伝えられている。

 ブライトンは近年、育てた選手を高額で売却する戦略を取っており、過去にはMFモイセス・カイセドやDFマルク・ククレジャをチェルシーへ売却している。三笘についてもクラブの意向次第では巨額移籍が実現する可能性は十分。果たして三笘はブライトンに残留するのか、それとも欧州の名門クラブへと新たなステージへ進むのか。その動向に引き続き注目が集まりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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