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ドルトムント爆破事件、「あと1秒」で大惨事 「重傷者と死者を出していた可能性も…」
ドイツ連邦犯罪捜査局の幹部が語る、起爆のタイミング次第で被害拡大もあったと判明
ドルトムントは11日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝モナコ戦のホーム初戦の直前に移動バスが爆破される事件に巻き込まれた。スペイン代表DFマルク・バルトラは右腕を骨折する被害者となったが、犯人による爆弾の起爆があと1秒早ければ大惨事を招く可能性があったことが明らかになった。ドイツ地元紙「ビルト」が報じている。
ドルトムントのチームバスは宿舎を出た直後に爆破事件の標的となった。バスの窓が破壊され、バルトラは右腕を骨折で全治4週間の重傷を負った。
だが、起爆のタイミング次第で被害がさらに拡大していたという。ドイツの連邦犯罪捜査局の幹部は「爆弾の起爆があと1秒早ければ、バス全体が最大の衝撃を受けていた。もっと多くの重傷者と死者を出していた可能性もあった」と語っていたという。
三度爆発したとされる爆弾の1つはトーマス・トゥヘル監督の近くで起爆したとも報じられている。日本代表MF香川真司らドルトムントの選手や指揮官は最悪の事態を免れる形となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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