レギア森下龍矢がECLモルデ戦で先制ゴール　驚異の11G11Aと絶好調

　ポーランド1部レギア・ワルシャワに所属する27歳のMF森下龍矢が、現地時間3月13日に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）ベスト16第2戦モルデFK（ノルウェー）との一戦で先発フル出場し、今季11ゴール目となる先制点をマークした。レギア・ワルシャワは延長戦の末、2-0で勝利。2戦合計4-3とし、ECLベスト8入りを果たした。

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　第1戦を2-3で落として迎えたホームでの一戦で、森下は左サイドの攻撃的MFとしてスタメン出場。すると前半34分、右サイド深くをえぐって突破したDFパヴェウ・ヴショウェクからのクロスを押し込み、先制点をマーク。10日のリーグ戦モトル・ルビン戦（3-3）に続き、公式戦2戦連発となった。試合はその後、スコアが動かず延長戦へ。迎えた同後半3分にFWマルク・グアルが追加点を奪い、2-0で終了。2戦合計スコアで上回り、レギア・ワルシャワが8強入りとなり、準々決勝ではイングランド1部チェルシーとの対戦（第1戦：4月10日、第2戦：17日）が決まった。

　森下は今季公式戦38試合出場で、11得点11アシストと絶好調。23年末に名古屋グランパスからレギア・ワルシャワへ期限付き移籍し、昨年12月に完全移籍となって迎えた2年目、その活躍ぶりに現地メディア「gol24」は「レギアで自己最高の活躍」と見出しを打ち「今シーズンだけでも、すでにダブルダブルを達成している」と、驚きを隠せない。

　13日に発表されたアジア最終予選（バーレーン戦／20日、サウジアラビア戦／25日）に臨む日本代表メンバーから漏れたものの、欧州では引き続き特大なインパクトを放っている。