26歳日本代表は驚異スタッツ“初記録” 攻守で核、過去5年該当者なし「この男はどこにでもいる」

リーズの田中碧【写真:Getty Images】
リーズの田中碧【写真:Getty Images】

田中碧がリーズで勝利に貢献

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧は現地時間3月12日のミルウォール戦で今季4点目をマークし、2-0の勝利に貢献した。鮮やかなミドルシュートでの得点注目が集まるなかで、攻守両面で驚異的なスタッツを残していたようだ。

 第4節でのデビュー以降リーグ戦全試合に出場を続けている田中。ミルウォール戦も先発に名を連ね、1-0で迎えた後半40分には左サイドからの折り返しに合わせてミドルシュートを叩き込んだ。3試合ぶりとなる今季4得点目。プレミアリーグ昇格に向けて首位を走るチームの中心として活躍を続けている。

 データ会社「オプタ」のデータマンであるジョニー・クーパー氏のX(旧ツイッター)によると、ミルウォール戦での田中はデュエル勝利10回以上、パス成功を75本以上記録したうえでゴールを決めた。過去5シーズンにチャンピオンシップでこれを達成したMFは田中が初めてだったという。パスワークの中心になりつつ、デュエルに勝って相手の攻撃を防ぎ、自ら得点も生み出すまさに八面六臂の大活躍。「この男はどこにでもいる」と絶賛されていた。

 26歳の田中は13日に発表された3月のワールドカップアジア最終予選ホーム2連戦の日本代表にも招集された。リーズで放つ輝きをサムライブルーのユニフォーム姿でも発揮することができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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