14戦13発FWを絶賛 極めた「最適なプレー」…森保監督が抱く日本代表の“1トップ”構想

前田はセルティックで25年に入り13得点
日本サッカー協会(JFA)は3月13日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のバーレーン戦(20日)、サウジアラビア戦(25日/ともに埼玉)に向けた日本代表メンバーを発表した。そのなかで1トップの選考について、森保一監督は好調を維持するFW前田大然(セルティック)についても言及している。
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日本はここまでのアジア最終予選で5勝1分と快進撃を継続中だ。20日バーレーン戦の結果次第では、早くもW杯本戦への切符を手にする可能性もある。今回のメンバー選考では、最前線の選択肢としてFW上田綺世(フェイエノールト)や古橋亨梧(レンヌ)がいる。上田は負傷明け、古橋は移籍後出場機会を減らしている現状もあるなか「試合に出てベストパフォーマンスを見せてもらえるだろうと確認の取りながら進めている」と森保監督は選出の経緯について明かした。
一方で「選択肢として持つところで言うと、前田大然や中村敬斗もチームではFWとして良いパフォーマンスのプレーを見せてくれているので、色々な選択肢を持って、このメンバーでも勝つために戦えるかなと思う」と、柔軟な起用法を取る可能性を示す。ここまでA代表の試合で9試合9得点と好調だったFW小川航基(ナイメヘン)はコンディション不良の影響が懸念されており、ぎりぎりまで招集の判断を待つ模様だ。
また今年に入り公式戦13得点とスコットランド1部セルティックで躍動する前田について、森保監督は「ヨーロッパでも数字としての結果は持っている。能力の中でタイミングや状況に合わせた最適なプレーをできるようになって、より攻撃面が上がってきているかなと思う」と評価。バーレーン戦、サウジアラビア戦での1トップ起用もどうなるのか。注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)